巷談舎便りvol.097
毎日寒い日が続いています。
春を思わせるような暖かい日があっただけに、この寒さはこたえます。
今年はマスクと手袋、毛糸の帽子の3点セットが手放せません。
そのうえメガネをかけているのでかなり怪しい人に見えますが、寒さには替えられません。
知っている人に挨拶しても、気付いてもらえないのが難点です。
今店では桜が咲きはじめています。2日前、花屋さんで桜の枝を買ってきました。
固い蕾が店の暖房で咲きはじめました。
眺めているだけで、気持ちがほっこりしてきます。
しばらく寒さが続くようですが、桜を眺めながら春の訪れを待っています。
さて、1月18日(土)~2月1日(土)毎年恒例の「ぐい呑100撰」を開催しました。
今年も約50名の作家が参加してくださり、昨年同様600点余りの酒器が届きました。
今年新たに参加してくれたのは、やきものでは中原幸治さん・中川恭平さん、
ガラスの中村真紀さんの3名でした。
中原さんは備前の川端文男さんの元で修行し、大阪で独立しました。
修行時代からとても器用で、これからが楽しみな作家です。
中川さんは自然坊さんの息子さんです。
お父さんは土・釉薬・窯は素晴らしい宝物を遺してくれました。
中村さんは吹きガラスの作家で、岡晋吾さんの個展の時に知り合い
今回お願いしました。
昨年お亡くなりになった長岡正巳さんの作品も
奥様のご好意でたくさん届きました。
やきもの・ガラス・漆器・銀、手前味噌ですが、一同に並んだ様は圧巻でした。
20数年前の最初のぐい呑100撰の時には考えられなかった品揃えです。
「継続は力なり」です。
初日の朝早くからいつものお客様が次々といらっしゃいました。
お料理屋さんや若い料理人もたくさん来てくださいました。
今回初めて来てくださったお客様の中にこの巷談舎便りを
お送りしている方もいらっしゃいました。とても嬉しかったです。
わざわざ休みを取って来てくださる方、寒い中何度も足を運んでくださる方、
遠いところから来てくださる方々には本当に頭が下がる思いです。
お客様ひとりひとりとの出会いにそれぞれの物語があります。
その出会いに感謝し、来年もぐい呑100撰頑張ります!
今月の企画展は2月22日(土)~3月1日(土)
「荒川尚也 ガラス展」を開催します。
例年は4月ですが、ガラスは夏だけのものではないと
今回思い切って寒い2月に開催することになりました。
冬の日の光に煌くガラスもまたとても風情のあるものです。
今回のDMは荒川さんにお願いして作っていただきました。
写真は荒川さんの息子さんのものです。
小さい頃からお父さんの仕事を見て育っているだけに、質感が違うと思うのは私だけでしょうか?
宙吹きのグラスやボウルなどの日常の食器、ランプなどの照明器具、鋳造ガラスなど
さまざまなガラスをご覧ください。
HPでも一部ご紹介しますので、こちらもご覧ください。
3月の企画展
3月22日(土)~29日(土)
内田鋼一・川端文男・田中佐次郎・西端 正の四人展を開催します。
こちらは次回詳しくお伝えします。
巷談舎 山根幸子
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