ようやく秋らしくなってきました。
晴れの日はほんとうに気持ちがいいですね。
涼しくなったのであわてて衣替えをしましたが、まだ半袖は一部残しての
衣替えです。
この時期家族で栗拾いに行き、たくさんの栗を持ってきてくれる友人が
昨日やってきました。今年は猛暑のせいか栗がほとんどなかったそうです。
毎月野菜を届けてくれる牛尾農場さんもこの夏の暑さで野菜が採れず、
出荷にとても苦労されたようです。
さて、9月18日から25日まで「備前 川端文男一門展」を開催しました。
初日に豊福 博さんが二日目は川端文男さんが来店。
備前を愛してやまないお客様たちがいらっしゃり、それぞれの仕事ぶりや
自然練込の土作り・窯焚きについての説明を楽しそうに
聞き入っていらっしゃいました。
川端さんが豊福さんの作品を見て、「おー、腕をあげたなあ。」と嬉しそうに
おっしゃていたのが印象的でした。
10月2日〜9日まで「岡 晋吾・さつき展−彩−」を開催しています。
岡さんと奥様のさつきさんの二人展は今回で2回目となります。
岡さんは白磁・青磁・赤絵・安南・色絵の作品が、さつきさんは染付と
呉須赤絵の作品が並びました。
予想をはるかに超えた160種類の作品が並びました。
もともと引きだしの多い岡さんですが、さつきさんが加わったことで
更に幅が広がり、とても楽しい二人展となっています。
初日・2日目はお料理屋さんがたくさんいらっしゃり、岡さんが作る器の質の高さを
あらためて実感しました。
個展の一部はこちらをご覧ください。
http://www.koudansha.jp/kikaku/1010-1/index.htm
次回の企画展は10月30日(土)〜11月6日(土)まで「中川自然坊展」を開催します。
御存知の方も多いと思いますが、自然坊さんは病気のためこの3年間作家活動を
休んでいました。
息子さんが戻り、最後の弟子の神尾君が戻り、少しずつですが、
体調の良い日に轆轤の前に座るようになり、昨年夏には絵唐津で
ひと窯焚きあげるまでになりました。
今年の5月自然坊さんから二人で唐津に来て欲しいと言われ、唐津に行きました。
個展の話でした。
当初は急がず来年にということでしたが、この夏に再び唐津に行った際、
10月末ということに決まりました。
新しい弟子がさらに二人増え、自然坊窯に活気が戻りました。
「これからは本当に良い作品を残したい。」今の自然坊さんの口癖です。
自然坊唐津復活です。
初日・2日目と自然坊さんと奥様がいらっしゃいます。
ぜひご覧ください。
巷談舎 山根幸子
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