巷談舎便り
Vol.050
2010年2月



                       巷談舎便りvol.050

 

 立春を過ぎましたが、寒い日が続いています。
天気予報では明日から寒さがゆるむとか・・

昨日花屋さんが花を持って来てくれました。とても親切な花屋さんで、
配達してもらったうえに壺に花を活けてくれたので、本当に助かりました。
つぼみの花が少しずつ開いていくのが楽しみです。

 

 今年最初の企画展「ぐい呑100撰」はおかげさまでたくさんのお客様に
来ていただき、無事に終了しました。

作家の数が今までで一番多く、集まった酒器は
600点を越えていたと思います。
初日に届いたものもあり、初日にすべての
酒器 を並べることができませんでした。

わざわざ遠くから来てくださった方、何度も足を運んでくださった方も多く、

本当に頭が下がる思いです。
期間中岐阜から小澤順一さんが、唐津から竹花正弘さんが、京都から吉井史郎さんが
それぞれ来てくれました。

わたしたちにとっても作家の一番新しい仕事を見ることができますし、
若い作家の人たちが確実に腕を上げていることが実感できるのでとても楽しいです。

HPでもっとたくさんの酒器をご紹介したかったのですが、
あらかじめ写真を撮っていた品がことごとく売れてしまったり、
写真を撮る時間がなかったりと、少ししかご紹介できず、申し訳ありませんでした。

 

 さて本日26日(土)〜213日(土)まで「やっぱり冬は鍋!」と題して
土鍋展を開催します。

鍋もの以外にも土鍋で炊くごはんやことこと煮込んだスープやおでんは心も体も
あたたかくしてくれます。
私自身土鍋はとても身近な道具として大小さまざまな土鍋を一年を通じて使っています。

出品作家は上原治夫さん・古賀雄二郎さん・小澤順一さん・高山正道さん・
吉井史郎さんの
5名です。

鍋物に欠かせない取鉢も一緒に作っていただきました。
四角い鍋・ころんと丸い鍋・片手鍋・ミニ土鍋など約
60点展示しています。
ぜひご覧ください。

作品の一部はこちらからご覧ください。

http://www.koudansha.jp/kikaku/1002-1/index.htm

 

 次回は220()から27()「壁を飾る・床を飾る」と題して「飾る」を
テーマにした企画展を開催します。
陶板・花入などを中心に空間をより豊かにしてくれる作品が登場します。
出品作家は内田鋼一さん・石山哲也さん・西川 聡さん・矢尾板克則さんです。

こちらもぜひご覧ください。

 

 

 巷談舎 山根幸子

                     

 


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