巷談舎便り
Vol.048
2009年12月



                       巷談舎便りvol.048

 

 師走に入り、今年も残りわずかとなりました。ばたばたしているうちに
一年があっという間に過ぎてしまいました。

年末の大掃除も毎年やる気だけはあるのですが、かなり手抜きになり、
正月を我が家で過ごす母が「見て見ぬふりをしとくわ。」と言ってくれます。

年越しそばもおせちも親しくさせてもらっているお店で頼みますが、おせちの中に
入っている黒豆だけでは足りないので黒豆と数の子は自分で作ります。

となりの床屋さんが昨年から丹波に畑を借りて黒豆を育てています。

10
月にはおいしい黒豆の枝豆をたくさん分けてもらいました。
その黒豆がもうすぐ手に入ります。
あの枝豆が立派な黒豆に変身していると思うととても楽しみです。

 

 おかげさまで先月1122日で私たちの店も丸22年となりました。
最近こども連れのお客さまが増えました。

高校生だった
Mちゃんはママになり、ママ友達と一緒に来てくれます。
おなかにいる時から月に
2回来てくれるみちお君は5歳になりました。
主人のことを「やまねじい」と呼びます。
先日は幼稚園のお友達のてっちゃんを連れてきてくれました。

結婚式の引き出物をさせてもらった
Tさん夫婦、「酒膳ちろり」の福家さん夫婦が
それぞれ赤ちゃんの顔を見せに来てくれました。
長く続けることができたおかげで孫がたくさんになりました。
「やまねじい」はもうめろめろです。

 

 さて1212日(土)から19日(土)まで「干支展 とら・寅・トラ」を
開催します。
今回で2回目ですが、前回よりも作家の数も増え、
たくさんのとらたちが集まります。

出品作家は信楽の石山哲也さん・武雄の井上浩一さん・神奈川の大隈美佳さん・
奈良の川井ミカコさん・有田の草場勇次さん・愛知の小澤順一さん・
信楽の津守愛香さん・奈良の山田裕子さん他です。

人形や豆皿、大トラや可愛いとら、飾るものや使うものなど楽しい企画展になります。
どんなとらがやって来るのか私たちも楽しみです。

作品の一部はホームページでもアップします。ぜひご覧ください。

 

 次回の企画展は来年1月23日(土)〜130日(土)まで毎年恒例の
「ぐい呑み
100撰」を開催します。
こちらも作家の数が増え、店の中は酒器で埋め尽くされることになります。
写真撮り用の酒器が少しずつ届きはじめました。

こちらは次回詳しくお伝えします。           

                           巷談舎 山根幸子

 


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