巷談舎便り
Vol.041
2009年5月


巷談舎便りvol.041 

 

楽しみにしていたゴールデンウィークも終わり、またいつもの日々が戻ってきました。
4日は大阪で4年に一度開かれる食博覧会に行ってきました。
昔からお世話になっているお店が出店しているので、ご挨拶がてら行きました。
朝一番に出かけましたが、あまりの人の多さに
1時間そこそこで帰ってきました。

5日は緑地公園の野外音楽堂で毎年行われる「春一番コンサート」に行く予定が、
思わぬハプニングが。
前日の夕方、主人がぎっくり腰に!
結局主人を家に残し、ひとりでお弁当やビールを抱え出発。
すでに並んでくれていた友人と一緒に並び今年もなんとか芝生席を確保できました。
あとから「ショットバー
Lee」の松下さんたちが合流し、総勢15人の大所帯になりました。

昼過ぎに三宅伸治・石田長生が先日亡くなった忌野清志郎の曲を歌い始めたので
主人に携帯でライブを聞かせようと電話するもなぜか留守電。
「??」と思っているところにぎこちない足どりで主人が現れ、みんなびっくり。
執念としかいいようがありません。

ここでは昔の仲間や懐かしい人たちに出会えることが多く、それも楽しみのひとつです。
年に一度のお祭りはこうして終わりました。
 

 さて、「GLASS WORKS `09」も無事に終わりました。
光を受けてきらきら光るガラスはそれだけで心が浮き立つような気がします。
荒川さんは珍しい黒のふたものを荒木さんは新しい醤油差を出品。
山下さんは愛らしい桔梗小鉢が、山田さんは美しいブルーのグラデーションの
ぐい呑が好評でした。
渡邊さんの
5層のガラスにカットを施した作品には圧倒されました。
毎年新しい作品を作り、出品してくれる作家の方々に感謝します。 

 今月は523日(土)〜30日(土)まで「小坂 明 和みの食卓」を開催します。
小坂さんの個展はほんとうに久しぶりです。小坂さんは食器のスペシャリスト。
教え子でもある藤井憲之さんや西川 聡さんなどの作品にも小坂さんの教えが
生きています。

「食器はあくまでも料理を盛るための道具だから」と小坂さんはいつも言います。
それでも焼〆拭漆のポットや碗の流れるような美しいラインは眺めていても
充分に楽しいものです。

今年始めに打ち合わせに行った時、「どんなものを作ってほしいかをリクエストして。」
と言われ、形や寸法をいくつかリストアップして送りました。
どんな作品に仕上がっているかとても楽しみです。

6月の企画展のお知らせ
620日(土)〜27日(土)「唐津からの風」
出品作家 内村慎太郎・梅田健太郎・梶原靖元・中川自然坊他。

 期間中に内村さん梶原さんが来てくれます。
おふたりにそれぞれ唐津の話をしてもらう予定です。
こちらは次回詳しくお知らせします。

         巷談舎  山根幸子


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