巷談舎便り
Vol.040
2009年4月


巷談舎便りvol.040 

 

 近くの公園の桜がそろそろ散り始めています。
3月の終わりから予想外に寒く、やっと4月らしい暖かさになり
自転車をこぐと風が心地よく感じられます。

この春一人暮らしをしていた娘が戻り、我が家はにぎやかになりました。
社会人としてのスタートを切り、毎日電車で通勤しています。
職場まで約1時間。朝7時前には家を出るので、私も早起きしなくてはなりません。
宵っ張りの私には少しつらいものがあります。
まだ1週間ですが、次の土曜日が待ち遠しいです。 

3月は7日(土)〜14日(土)まで「吉井史郎 陶展」を
28
日(土)〜44日(土)まで「内田鋼一展」とふたつの企画展を行いました。

吉井さんはこれまでにないくらいの点数を持ってきてくれました。
玄釉・安南・粉引・伊羅保・唐津など多種多様な作品が並びました。
品のある粉引、味のある伊羅保、玄釉のしっとりとした深い色合いは
吉井さんならではのものです。

DM
を見た自然坊さんからも「吉井君はうまいなあ!」と
お褒めの言葉をいただきました。

 

内田さんは前日から来てくれました。
相変わらずの殺人的なスケジュールにもかかわらずたくさんの
作品が並びました。
プラチナ彩の銀、錫白釉の白、黒釉の黒ととてもシックな色目で、
(改装の時もどこに何を置くかを考えて什器を揃えてくれたわけですから)
作品が並ぶと本当に素敵な空間になりました。
床に飾る掛け軸まで作ってくれていて、これには感激しました。

 

 今月4月の企画展は418()25() GLASS WORKS`09」を行います。

例年どおりさまざまな技法のガラスのうつわが並びます。
お天気の良い日には光を受けてガラスがきらきらと輝き、
店の中が華やいで見えます。
今回荒川さんは器以外にもキャンドルスタンドや蓋ものを
出してくれるそうです。
それぞれの作家が毎年新作を出してくれるのも楽しみのひとつです。
ホームページでも一部ご紹介しますので、お楽しみに!

出品作家は

荒川尚也(宙吹き)・荒木良忠(サンドブラスト)・山下達巳(宙吹き)

山田裕子(パート・ド・ヴェール)・渡邊 明(切子)

 

5月の企画展は523日(土)〜30日(土)まで高知在住の
小坂 明さんの個展を予定しています。
こちらは次回詳しくお伝えします。

 

                  巷談舎 山根幸子

 


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