巷談舎便りvol.032
毎日厳しい暑さが続いています。なるべくクーラーを我慢しようと思いますが、
なかなか難しいですね。
夕方蒸し風呂状態の我が家に帰るとまず全部の窓を開け、いったん空気を入れ替えます。
それからクーラーをつけ、汗を流しながら夕食の準備。
食卓につくころには部屋も涼しくなっているので、ここでビールを一杯。
至福の時が訪れます。
7月の終わりに主人が2年ぶりに東京に行きました。
埼玉・東京・湯河原をまわって帰ってきました。
空いた時間を利用して、小・中・高と少年時代を過ごした金町(葛飾区)に
行ったそうですが、33年ぶりの金町は昔の面影がどこにもなかったそうです。
私は生まれてから高校までを岡山で過ごし、幼稚園から高校まで一緒だった友達や
地元に残っている友達も多く、そのことがあたりまえのように思っていました。
「○○君家も××君家もなかったしなあ・・・。もう金町に行くことはないだろうなあ。
ひとり同窓会だったよ。」主人がぽつりと言いました。
さて7月12日から19日まで「古賀雄二郎(陶)・田代尚照(磁)二人展」を
開催しました。
古賀さんは今回初登場ですが、ベーシックな粉引・刷毛目・灰釉などの食器はとても
優しい風合いで、なにより値段の安さにびっくり。
「初めて土ものを」という方にお奨めです。
大振りの刷毛目の丼やきれの良い粉引片口はこれから定番として店に並びます。
田代さんは巷談舎ではすっかりおなじみの作家です。
今回は象嵌染付の器の他に色絵の器も登場しました。
小さな色絵のふたものは、置いているだけで楽しくなります。
今月は8月29日(金)〜9月1日(月)までの4日間「夏の感謝祭セール」を
予定しています。
今回初めて出品してくれる作家もあります。
いらっしゃるお客様に喜んでいただけるよう、ただいま準備の真っ最中。
暑い夏もなんのその。あちこち廻ってきます。是非お越しください。
次回の企画展は9月20日(土)〜27日(土)まで唐津の岡 晋吾さんの個展を
予定しています。
こちらは次の巷談舎便りで詳しくお伝えします。
巷談舎 山根幸子
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