巷談舎便り
Vol.002 2006年 2月

2月に入り立春も過ぎましたが、まだまだ寒さはこれからです。

ぐい呑展も無事に終わり、ドメインも復活できました。

 前回、ホームページが開かないというトラブルのお話をしましたが、

「この際、ホームページを新しく作り直そう!」と思い立ち、

(管理をしてくださっている
Sさんの迷惑も考えず)ページの構成を考え、

写真を撮りまくり、文章を書きまくり、来るべき「ドメイン復活の日」を夢見て仕事をしました。

この間約3週間、毎日気が付いたら夜
11時。もう食事にも行けない。

家に帰って食事の準備をし、真夜中の夕食です。おかげさまですっかり太ってしまいました。

いつも私が家に帰ってから、店で一人お酒をちびちび呑むのを楽しみにしている主人が、

今回だけはそんな余裕もなく、一滴も呑まなかったのです。(今はしっかり再開していますが・・・)

 130日、新しいホームページがアップしました。「ぼくの独り言」というページは主人のブログです。

いままでキーボードを触ったことのない主人が一念発起。
2本の指でぽつぽつ打っています。

まだ、準備中のページもありますが、これから少しずつ作っていきます。


 毎年恒例の「ぐい呑百撰」ですが、この企画がやめられない理由のひとつがお客様のユニークさです。

ぐい呑展にはコレクターの方がたくさんいらっしゃいます。そのほとんどが男性なのですが、

400点のぐい呑を前に眼を輝かしながらひとつひとつ手にとって(まるで少年のように)

本当に嬉しそうにご覧になります。皆さん集め始めたきっかけもさまざまなら、

お好みもさまざまですが、ぐい呑に対する熱い思いは同じで、こちらもお話をお聞きするのがとても楽しいのです。

今回も仕事の途中で抜け出して来られた方々、「これからお葬式に行くんです。」と喪服を持って来られた方、

最近買われたぐい呑の写真を見せに来られた方などなど。楽しくってやめられません。

来年も喜んでいただけるよう頑張ります!

 さて、今月は「陶・三人展」のご案内をします。20代後半から30代の若手作家のグループ展です。

いつもは川端文男さん・中川自然坊さん・西端正さんの三人展をするのですが、

今回はこの方たちのお弟子さんによる三人展です。

若い作家を紹介することも私たち専門店の使命(ちょっと大げさですが)だと思うからです。

 備前の横山直樹さんは川端さんの最初の弟子で、備前に生まれ育ちました。

梅田健太郎さんは唐津の中川自然坊さんの弟子で、現在熊本県宇土市で作陶に励んでいます。

西端大備さんは丹波の西端正さんの息子さんでお祖父さんの末晴さん、お父さんの正さんと共に仕事をしています。

「親の背中を見て育つ」の言葉通り、師匠の仕事に対する姿勢や想いをしっかりと受け継ぎ、

それぞれ頑張っています。これからこの三人の若い作家がどのように変わっていくのかとても楽しみです。

是非ご覧ください。

陶・三人展の内容はこちらからご覧ください。

                       http://www.koudansha.jp/kikaku/0602/index.html

 3月の企画展のご案内・・・草場勇次・奈美子 練り上げの世界

            2006年 318日〜25

次回また詳しくお伝えします。

                                                            巷談舎 山根幸子


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