巷談舎便りvol.078

 

 早いものでもう7月、今年も半分が終わりました。
ばたばたしているうちに巷談舎便りをお送りするのが遅くなってしまいました。

梅雨の晴れ間はとてもありがたく、主婦としてはこの間にやっておきたいことがいろいろあります。
予定していたことがすべて終わると小さなことでもひとつひとつに達成感が味わえます。
こういう風に書くときっちりしていると思われがちですが、完璧な主婦とは言い難く
アバウトな性格なのでハードルはかなり低いです。

店を長くやっていると本当に不思議な出会いがあります。
単身赴任で大阪に来られていたNさん。
昨年のぐい呑100撰で初めていらっしゃいました。

お話しているうちに主人の親戚Fさんと同僚で親友だということがわかりました。
Fさんは主人の従兄のこどもですが、実際にはFさんの方が年上。互いに存在を知ってはいましたが、
今まで会ったことがなく、Nさんの計らいで初めて会うことができました。

Nさんは6月半ばに大阪での赴任を終え、東京に戻られました。
一年半という短い期間でしたが、何度か御一緒し、楽しい時間を過ごし、お客様というより
なんだか親戚のような感覚でお付き合いさせてもらい公私ともにお世話になりました。
送別会にも声をかけていただき、参加しましたが、いらっしゃっている皆さん同じ気持ちで
いることがよくわかりました。
Nさん、東京に行った時はまたお付き合いください!

6月16日〜23日「備前 金重潤平展」を開催しました。
昨年は熊本の細川護光さんとの二人展でしたが、細川さんは今新しい窯を作っているため、
今回は金重潤平さんひとりでの個展となりました。

初日・二日目と潤平さんが来てくれました。伸びやかでおおらかな形は潤平さんならでは。
今回並んだ中で耳付水指はどっしりとした形や焼けが素晴らしい出来でした。
これからが本当に楽しみです。

6月30日(土)〜7月14日(土)まで「唐津からの風」を開催しています。 
少しでも多くの作品を見ていただきたいと思い、今回は2部制で開催しています。

6月30日・7月1日と内村さん・梶原さんが7月7日・8日は竹花さん・矢野さんが
それぞれ来てくれました。

お客様に土作りや釉薬などいろいろな説明をしてもらい、楽しんでいただけたことと思います。

今回で5回目となりますが、年を重ねるたびに充実してくることが嬉しく、ぐい呑・徳利などの
酒器はもちろん小鉢や皿などの新しい器が並んでいます。
前半の内村慎太郎さん・梶原靖元さんの作品も一部友情出演!?ということで展示しています。

この機会にぜひご覧ください。

http://www.koudansha.jp/kikaku/1207/index2.htm


8月の企画展
8月18日(土)〜24日(金)豊川忠宏「とよやん 技術・家庭展」
こちらは次回詳しくお話します。


                 巷談舎  山根幸子   
 

 

巷談舎便り
Vol.078
2012年7月

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