巷談舎便り
Vol.047
2009年11月



                       巷談舎便りvol.047

 

 この秋一番の冷え込みでいきなり冬がやってきたようです。
先週の土曜日は店でクーラーをつけたのに、昨日は寒いので暖房をかけてしまいました。
また暖かさがもどってくるようで、ちょっと安心です。

 

 先日娘に誘われ神戸の布引ハーブ園に初めて行きました。
かなり長い時間をかけてロープウエーで頂上へ。登って行くにつれ、神戸の街が一望でき、
結構感激してしまいました。
頂上からハーブ園の中を少しずつ下りながら、ハーブの香りや色とりどりの花を
楽しみました。
そのまま北野町経由でひたすら坂道をてくてく歩き、三宮までたどり着きました。
天気も良く、気持ちの良い一日となりましたが、翌日はしっかり筋肉痛になりました。

 

 さて1031日から117日まで「渡邊 明 切子の世界」を開催しています。
渡邊さんとは長いお付き合いになりますが、個展は4年ぶり、二度目になります。
ぐい呑展やガラスのグループ展にはいつも参加してもらっていますが、
やはり個展となると、普段目にすることのできない作品がたくさん並びました。
DMの作品は積層シリーズのもので、6枚のガラスにそれぞれカットを施し、
金の粒を入れ、重ね合わせてあります。
そのため少しずつ模様が重なり合い立体的で動きがあります。

厚みのある生地に深いカットが施された作品は、真上から覗き込むとまばゆいばかりの
光のシャワーに圧倒されます。
初日、二日目と渡邊さんの丁寧な説明のおかげでお客様にも切子のことが
よくわかっていただけたと思います。

この機会にぜひ実物をご覧いただきたいと思います。

 

 

 次回の企画展は1212日(土)〜19()まで「干支展」を開催します。
昨年から始めた企画展ですが、今回は参加してくださる作家も増え、
来年の干支にちなんだ「とら」がたくさん並びます。
どんなとらたちがやって来るのか、今からとても楽しみです。

こちらは次回詳しくお伝えします。

 

                             巷談舎 山根幸子

  


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