巷談舎便り
Vol.037
2009年1月


巷談舎便りvol.037 

 

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 いつもは大阪で過ごす正月ですが、実家の母が少し体調を崩したため、
今年は実家に帰り新年を迎えました。

寒いので炬燵を引っ張り出しました。こどもの頃から使っている年代もので、
天板も昔のまま。この炬燵で何度となくトランプやゲームをし、みかんを食べました。

父が生きていた頃、元日は家族全員が着物を着ました。
午後からは父の兄弟が次々に訪れ、庭でそれぞれの家族の記念写真を撮るのが恒例でした。
夜、こどもたちは早めの食事を済ませ、ゲームや遊びに興じ、
おとなたちは宴会が始まります。
小さいいとこがたくさんいたので高校生の頃までかくれんぼやおかあさんごっこを
していました。ほんとうににぎやかな正月でした。

炬燵に入り、天板の傷を見ているうちに懐かしい思い出がつぎつぎとよみがえってきました。

 昨年の年末に初めての干支展を開催しました。
毎年、干支の人形や豆皿は店に並べているのですが、今回は干支展として企画し、
作家の方々に声をかけ、協力していただきました。

石原將安さんの重厚な羽の生えた「空飛ぶ牛」、大隈美佳さんの熨斗イカのような
牛のオーナメント。川井ミカコさんの哲学しているような表情の牛、
小澤順一さんのいろとりどりの牛たちの群れ、藤吉憲典さんの正統派牛のふたもの、
山田裕子さんの愛らしいガラスの豆皿。

思わず笑ってしまうような牛たちに囲まれ、店の中はちょっとした牧場のようでした。
1月中旬までたくさんの牛たちがおります。お時間のある方は是非ご覧ください。
とても楽しかったので、この企画、続けていこうと思います。

 さて、今年最初の企画展は124()31()まで毎年恒例の「ぐい呑100撰」です。

 今回新たに参加してくださる作家の方々は、石山哲也さん(信楽)・古賀雄二郎さん
(愛知)・小澤順一さん(岐阜)・田中佐次郎さん(唐津)・長岡正巳さん(伊豆)
細川護光さん(熊本)・矢尾板克則さん(新潟)の
7名です。

少しずつ荷物が届きはじめ、荷を解くのが楽しいです。
さらに充実した内容のぐい呑
100撰になります。
徳利・片口などの注器やぐい呑・焼酎カップなどお酒を楽しむための器が
400点登場します。是非ご覧ください。

詳細はホームページでご紹介しますので、そちらもどうぞご覧ください。

 

 2月の企画展は221日(土)〜228日(土)まで「飾る」をテーマに
小さな花入や陶板をメインにしたグループ展を企画しています。
内田鋼一さん・西川 聡さん・藤井憲之さん・矢尾板克則さん・脇本博之さんが
参加してくださいます。
こちらは次回詳しくご紹介します。

 巷談舎 山根幸子


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